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年賀状作り [ワークショップ]




浮世絵は木版で摺られていることは有名ですが、どのように版を重ね合わせるかはあまり知られていません。
高橋工房は年に幾度か、ワークショップを行う機会をいただいて、技術や知識を継承していくための裾野を広げています。



ところで、 伝統的工芸品産業振興協会には児童・生徒に対する伝統的工芸品教育事業という事業があります。
高橋工房は生徒たちに伝統木版画の一端を見せるため、先日は都内のとある小学校にて講義を行ってきました。


でんさん2 (1 - 1).jpg


でんさん3 (1 - 1).jpg


伝統的工芸品と認定されるには、100年以上の歴史があることと、用いる材料も100年変わらず使い続けている素材であることが不可欠です。
木版の版木は桜、紙は和紙。むかしむかしからずっと変わらない天然素材です。
伝統手摺木版画の彫摺技術は、国の認める伝統工芸なのです。



でんさん10 (1 - 1).jpg
生徒たちはとても真剣に聞き入っていました。



さぁ、お待ちかね。
浮世絵を楽しむ時間です。



一生懸命紙を二転三転させて・・・
でんさん6 (1 - 1).jpg
あっ!

という歓声が。


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銀色の雨が見えたかな?


浮世絵の中に散りばめられた技術や昔の人のくふうです。



版木を鑑賞しながらも、どんどん質問が出ます。
でんさん8 (1 - 1).jpg





今回はこれで終わりじゃないんです。
次回は摺りの体験に入ります。
どんな絵が摺れるかな?


渡世人 [木版]


北斎漫画 渡世人 (1 - 1).jpg



版木を彫り終えたときは何を置いても早く摺ってみたくて、疲れも忘れてるんだそうです









秋の色 [季節のこと]


空気が乾いてきました。
乾物作りの季節です。




レッドホットチリペッパー (1 - 1).jpg




ヒー!













北斎漫画のしおり  米俵 [木版]


 二つ目が摺り上がってきました。


こめだわら にんそくさん.jpg


米俵を担ぐ人足です。


見るからに重そうです。一俵はいったい何キロ程だったのでしょうか。

文献で最初に記載されている俵についての記述は、平安時代のもので5斗で1俵とするという規定が残っている(『延喜式』雑式)。この時代の斗量は、現在の斗量とは異なり、現在の定説では、当時の1斗は現在の0.4斗である(澤田吾一『奈良時代民政経済の数的研究』)。したがって、当時の1俵は約30kgである。
ウィキペディアより引用


今では約六十キロと定められている「一俵」という単位ですが、意外や意外。かつては三十キロ程だったそうです。記述は続きます。
しかし、これは舂米(ついた米)の場合であって、当時米は穀(もみがらがついた米)の状態で保存されていたので、この場合の重量は、約20kgである。



ということは、この人足さんの運んでるお米が精米後のものでなかったとしたら二十キロということになります。
なるほど、この米俵が二十キロやそこいらならば、この軽やかな足取りにも頷けます。



蔵に米を運んでいるところなのか、精米して帰るところなのか、諸肌脱いで米俵を担ぎ、さっそうと道を行く姿。
米が金銭と同等に扱われていた時代ですから、本当に身近な日常風景だったのでしょう。
北斎の眼差しはまんべんなく市井の人々に注がれています。




こめだわら にんそくさん2.jpg







伝統手摺木版画
越前生漉奉書紙
¥500(税別)
お問い合わせは高橋工房まで。




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